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外貨預金と外貨MMFとを比較

「円高になった時に外貨預金をつくれば有利だと」ということで、最近外貨預金をする人が増えています。
12年ぶりに1ドル100円を突破した円高=ドル安です。


三井住友銀行では08年3月末時点の米ドル預金の残高が07年12月末に比べて26%も増えたということです。
しかし、大手銀行の外貨預金は、外貨MMFと比べて有利とはいえません。


外貨預金では、例えば円から米ドルに換えるときに支払う手数料は、大手銀行の外貨預金では通常1円です。
大手証券会社の外貨MMFでは、50銭ですみます。外貨を円に戻す際にも再度同額の手数料を支払います。


運用利回りも、外貨MMFが外貨定期を上回る期間が長い。


預けいれ時より円安になって為替差益が出たときの税制にも大きな違いがあります。
外貨預金の為替差益は雑所得で総合課税の対象となり、所得が高いほど所得税は高くなります(最大40%)。


サラリーマンの場合(給与所得以外の所得が合計で20万円を超えれば、確定申告をして課税されます)
さらに住民税(一律10%)も額にかかわらず課税されます。
例えば所得税率20%の会社員が外貨預金で30万円の為替差益を得ると所得税6万円、住民税3万円がかかります。
しかし、外貨MMFは制度上どれだけ為替差益が出ても非課税です。


手数料、利回り、税金の違いを考えて外貨預金と外貨MMFの運用損益をくらべると。一年後にどこまでの為替水準なら元本を確保できるかという損益分岐点を比べてみても、外貨預金は為替手数料負担の重さを現在の金利水準では補いづらく、一年後に円安になっていなければ元本割れをします。


中途換金の違いも重要で、大手銀行の外貨預金では中途解約ができた場合でも、預金金利は当初の水準から大きく下がるのが一般的なので解約しずらい。
(外貨預金の満期の前に一時円安になっていたのに、満期時は円高となり損をした)という声もあります。


外貨MMFはいつでも、解約が可能だし、解約のタイミングで不利になることはありません。
大手銀行の外貨預金の方が有利なのは、円に換えず外貨のまま使う場合です。
手数料はかかるが、現金やトレベラーズチェックとして引き出すことが可能です。
本来は外貨のまま引き出しやすいという外貨預金のメリットと他のデメリットをくれべて商品を選ぶべきですが、
外貨預金についても、外貨MMFについてもよく知っている人は少数です。

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「集中投資」と「分散投資」リスクを分散させるためには、「集中投資」と「分散投資」との違いを知る必要があります。
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